更田邦彦建築研究所

都心部の木造２階建て長屋の計画案。取得する土地の大きさによって、２つの計画案が求められた。
いずれも角地であるため、各戸へのアプローチが独立する長屋形式の建物とすることにした。 敷地が大きい場合は７軒 、小さい場合は３軒となる。７軒の場合は４軒に、３軒の場合は１軒に専用駐車場を設けて、幹線道路に近い敷地のメリットを生かして付加価値を与えた。また、いずれのプランも、１階はエントランスを含めた、ワークスペースにも対応できるスペースとしている。
また、７軒案の場合も３軒案の場合も、木造共同住宅の最大の問題となる上下階の音の問題を考慮して、上下階は他人の部屋と重ならないよう計画している。