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二子新地プロジェクト・・複層と分散配置    提案日:2013.06

Concept 

二子新地 駅前商店街に面した敷地に、第1期計画として1階2店舗・2階2住居の木造棟を建て、第2期計画として1階2店舗・2〜5階11住戸を建てるプロジェクト。
それぞれの1階には、現在当地にて営業している店舗が移転することになっており、2階以上には床面積に応じて、ロフト付きもしくはメゾネットタイプの住戸を計画することが求められた。
そこで、構造も規模も違う二つの棟に、面積とサイズがほぼ 同じ住戸を2戸と3戸のブロックにまとめ、敷地全体に分散配置し残った<地>となる共用通路・共用階段・駐輪場などにより、全体をつないでいくことを試みた。
また、RC棟の共用階段と特別住居に当たる3層の外壁は全面エキスパンドメタル張りとすることや、その背後の4層〜5層住居棟ボリュームは全面道路から奥に配置すること、そして隣に木造棟が建っていることで全体が様々な層をなして展開しているが、それは、商店街に対する緩やかな接し方を目指すものであり、内部の連続が変化しながらも一つの記憶のうちにとどめるためのフィルターでもある。

注:このサイトは故更田邦彦氏のサイトの記録を保存したものです。著作権等にご配慮のほど、よろしくお願いします。