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Categorie: camp

2016/11/07

猪苗代原野開拓レポート 2016.11版

11月初旬の開拓村は、紅葉はほどほど、木々の葉もかなり残っているといった状況でした。
11/5(土)、絶好のお天気の中、岩下さんと日帰りで開拓してきたレポートです。

 

2016.11.5
10時過ぎに開拓村到着。
村の前から見た猪苗代湖の様子。
村の木々の色づきはまだまだこれからといったところ。緑の葉もかなり多い。
木々の葉もまだかなり残っている。今年は秋の深まりが若干遅い感じ。
見上げてみるとこんな感じ。
林奥のお椀型のカエデの木もまだ半分緑色。
一番色づいていたのは、林奥のこのカエデ。(日当たりがいい場所)
地面からは30~40cmの木々の新芽がたくさん伸びております。
クマザサは敷地外周部以外ほとんど見当たらなくなりました。
せせらぎの様子。水の量は少なめ。
橋はどんどん苔で覆われていきます。
薪もたくさん積み上がりました。
囲炉裏端はこんな状況。
雲ひとつない絶好のお天気。
村での作業(草刈りと枯れ枝の整理など)は、3時間ほどで終了して、温泉にゆっくり浸かり、新そばを買って帰途につきました。

 

2016/05/06

猪苗代原野開拓 2016.5.1-4

今年で17年めのGW猪苗代キャンプ。
開拓村は、これまでの草刈りによる開拓と昨年11/3の草刈りのお陰で「いい林」状態が継続中。
ただし、今年はお天気がイマイチで、
初日5/1が雨のち曇り、二日目5/2が明け方雨のち曇り、 三日目5/3が晴れのち曇り、四日目5/4が雨のち曇りといった具合で、三日目以外は常に地面が濡れてる状況でした。
そんなことで、あまり火を焚くことができず、キャンプの楽しみが半減。また、炭焼きも湿気のせいで半分が失敗(生焼け)してしまいました。
そんな中、楽しくまた美味しいキャンプの時間をゆったりと過ごすことができたのは、参加してくれた皆さんのお陰です。
そしてともかく、これまでの開拓の成果を実感させてくれたことは、このキャンプでは草刈り作業をする必要がなかったことでした。
今後は、さらに快適なキャンプになることを期待しつつ、何か次のことを考えていきます。
                        さらに詳しいレポートは、岩下さんのサイトをご覧ください。

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2016.5.1
今年のせせらぎの様子。雪解けが早かったせいか、水量は少なめ。
  せせらぎに咲くリュウキンカ。今年はこの花だけが出迎えてくれました。
  一面に咲いているはずのカタクリの花はすでに終わってました。でもその領域はまた広がった模様。
  初日から参加の岩下さん。
晩は外食後村に戻ってお酒をチビチビ。火が焚けないのですっかり冷えました。なので早々に就寝。
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  2016.5.2
二日目朝の林の様子。明け方に雨が降りました。
いつもの炭火コーナー。落ち葉もすっかり濡れて火が点きません。
  こっちは焚火コーナー。薪はたくさんあるのですが・・
  岩下さんは朝から炭焼き準備。まずは薪詰め作業から黙々と。
お椀型のカエデの木は今年も元気。
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2016.5.3
三日目の朝になってやっと晴れ間が・・
薪もようやく乾いてガンガン燃え出しました。
炭窯を開けるも1号窯の薪は生焼け。薪が湿っていたのが原因です。
その後開けた2号窯は時間調整がうまくいき成功でした。
  11時ごろ小林家(義男、育磨)が到着。キャンプファイヤー作りをかってくれました。
今浪さん、生田目さん(初参加)がその後到着。
ダッチオーブンで作ってくれた野菜と魚介の煮込み。
実に美味でした。
  日が暮れるとキャンプファイヤーの火がありがたい。
身も心も和みます。
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  2016.5.4
最終日、撤収後の林の様子。実にいい林になりました。
ということで、また来年。
最後にせせらぎの映像で和んでください。

2015/11/05

猪苗代原野開拓レポート 2015.11版

11月初めの開拓村は、きれいな紅葉の木々に包まれておりました。
11/3に日帰りで開拓してきたレポートです。

2015.11.3
お天気は曇りでしたが、ときより日が射す時があります。
紅葉真っ盛りのいい林です。
敷地西奥のお椀型のカエデの木。
みごとに紅葉していました。
同じ木です。
川の水量はいつも通り。
磐梯山は雲の中。
日が射すときれいな湖面を見せてくれます。

今回の参加者は岩下さんと花田さん、そして私の3名。
作業は、草刈りと枯れた木の伐採。
3時間ほどで作業は終わり、新そばを食べて、温泉につかり帰途につきました。


2015/05/07

猪苗代原野開拓 2015.5.2-5

今年で16年目のGW猪苗代キャンプ。
今年は、5/4の夜に嵐に見舞われましたが、それ以外はほぼ好天。 ただし、1日目(5/2)、三日目(5/4)が25℃、2日目(5/3)は28℃超えの異常な熱さとなり、これまでで一番暑い(異常に暑い)キャンプでありました。
村の状況としましては、去年の10月のキャンプで草刈りを行っていたため、 開拓村は下草がほとんどない実にスッキリとしたいい林となっておりました。
そして、開拓の作業(草刈り)量が格段に少なくなったこともあり、自然の中、のんびり過ごす時間を堪能することができました。

今後もこんなキャンプとなることを期待しつつ、今回の報告(初めてのペット参加[井上家の犬]など)をいたします。

                                      さらに詳しいレポートは、岩下さんのサイトをご覧ください。

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初日、2015.5.2
10時ごろの猪苗代湖の様子。
きれいに晴れて、遠くまで見通せました。この日の参加者は、岩下、折田、小林父子(義男・育磨)、更田
同じく、振り返って、磐梯山の様子。
雪の量は例年通りだが、この数日間の気温により、一機に解けた気がする。
村で出迎えてくれる一番うれしい花のカタクリ。クマザサもあまり生えなくなって、どんどん領域を広げています。
フキはここまで伸びてしまいました。
川の水量は例年に比べ多い。
川辺のムシカリも花を咲かせて、出迎えてくれました。いつも満開のソメイヨシノは完全に終わっており、 山桜がチラホラ散ってくるといったところ・・
村の中心部の様子。(東から西を見る)
それぞれの枝に新緑が出始めておりました。
  同じく、西から東側を見たところ。
クマザサは少ないですが、地面からはいろんな芽が出ております。
新緑が青空に映えます。
  例年通り、岩下さんの炭焼き作業。
今年は、全行程岩下さん一人でこなしました。
実にシンドそうでしたが、初日で二つの窯に薪詰め完了。
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  2日目 2015.05.03  8:00ごろ
前日より、さらにクリアに見える猪苗代湖。
美しく清々しいが、暑くなりそうな予感。
この日の参加者は、岩下、折田、小林父子(義男・育磨)、今浪、井上、更田
  炭窯に早速火が入ります。
岩下さん、この日のうちの焼き上がりを黙々と目指します。
  山菜採りのおじさん・おばさんから、コシアブラを大量にいただきました。
天ぷらとおひたしにして、春の味を味わうことができました。
積んであった枯れ木を、岩下さんの電動チェーンソーを借りてキャンプファイヤー用の長さにカット。
小林さんと私とで全てやりきりました。
今晩はこれまで最大のキャンプファイヤーを目指します。
  そして点火。
よく乾いているので、すぐに良く燃えてくれました。
・・飛び火には十分な注意を。
  小林父子(義男さん、育磨君:中1)。
去年5月に続き、今年2回目の参加。
キャンプ用品をバッチリそろえております。
  今年も参加の今浪さんと井上君。
そして、井上家の犬が初参加。
ジャックラッセルテリアのキビちゃん(♀)です。
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  3日目
2015.5.4
8:00頃の猪苗代湖の様子。
この日は、徐々に雲が厚くなっていく気配でしたが、 日中は晴れ間も出るそこそこのお天気でした。この日の参加者は、岩下、今浪、井上、更田
  炭は早速窯出し。
今回は、上々の炭が5箱分ほど焼き上がりました。
今年・来年と買い足す必要はありません。
  井上君が持ってきてくれた湯沸かし器。実に少ない燃料(松ぼっくりや小枝)で、1リットルほどのお湯がすぐ沸きます。
  ポットの中心部が空洞となっており、その煙突効果で効率よく外周の水に熱が伝わる仕組みです。このポットのお陰もあり、今回はガスの消費量はかなり少なくて済みました。
今後もロケットストーブなどを導入することで、現地の燃料のみでキャンプを過ごしきることができるかもしれません。(照明以外)
  豆も挽きたてで、実に香り高いコーヒーをいただきました。
それを外で飲むと一段とおいしいわけです。
  雨対策万全の岩下さんのタープ付きテントは、もはや長期滞在型。
  連日ダッチオーブンは大活躍。
この日の夜は、余り物の食材で、実においしい煮込み料理(井上君作)をいただきました。
  こっちは井上君・今浪さん作のドリア。
アサリのだしとトマトソースが実にいい味を引出しております。
翌朝食べても美味しかった。
  キビちゃんのアップ。
人懐っこくておとなしい、実に賢い犬でした。(障害物レースにも出たことがあるとか)
  この日のキャンプファイヤーは控え目。
  宵の口、美しい月(ほぼ満月)が出ておりました。
がしかし、この晩遅くには、すごい嵐に見舞われたのでした。
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最終日
2015.5.5
は、朝飯食べて撤収作業のみ。
最終日はこの4人(左から、井上、今浪、更田、岩下)でした。また来年も皆さんのお越しをお待ちしています。
 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 最後に水音と炎の映像でしばし癒されてください。
 YouTube Preview Image   川のせせらぎ
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2014/10/21

猪苗代原野開拓 2014.10.18-19

今年も秋の猪苗代キャンプに行ってきました。
今回は1泊したが、天候に恵まれて、実に気持ちのよいキャンプでありました。

開拓村は、夏の名残でかなり緑の葉っぱが茂っており、下草も一面を覆っているといった状態でしたが、クマザサの繁茂は予想以上に少なく、この冬を越して来春になれば、かなりいい林になっているだろう・・と期待しております。

短いですが、そのレポートをご覧ください。

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2014.10.18
10:30
現地到着まだまだ緑の濃い開拓村の入口
下草の量はかなり多いのですが、クマザサは少ないので、来春にはスッキリした林になると思われます。
下草はきれいに紅葉しておりました。
小川周辺も草で覆われていて、水面はあまり見えない。
雲ひとつない秋晴れの磐梯山!
中腹までうっすら紅葉しておりました。
草刈りの作業も終了して、お楽しみの炭焼きおつまみタイムへ。
折田さんが作って持ってきてくれたビーフシチューを食べて、岩下さんが起こしてくれたキャンプファイヤーに当たりながら、日本酒をチビチビ・・
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2014.10.19  6:00
村の前から早朝の猪苗代湖を見たところ。
霞の中の幻想的風景。これも現地で見ないと・・
  朝食は、ダッチオーブンで焼いたパンとビーフシチュー。ふっくら焼けたパンを軽くトーストして食べると実にgood!
今回も折田さんのお陰で充実した食事でした。
  草刈りも終わって、村の西の端から見渡したところ。
来春は下草もなくなり、いい林になっていることでしょう・・
  渡辺君が以前床を作ってくれた村の大木。
かろうじて少しだけ残骸が・・いずれまた何かできることを期待してます。
  川端のこのカエデはきれいに紅葉しておりました。(写真で見るより全然きれい)
  皮に架かる橋も苔むしてきて、いい感じの風情を醸しております。
  今回の参加者は、
岩下さん、折田さんと私の3名。
短いなりに充実したキャンプでした。
今回もまたお疲れさま。
  いや〜、実に見事な磐梯山!
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  温泉に入って、昭和の森公園の展望台に・・
紅葉はイマイチでしたが、すばらしいパノラマが臨めました。
  その後、今年の6月の開館した「始まりの美術館」を見に行きました。
築120年の18間蔵を改修した美術館。
震災後、瀕死の状態にあったものを見事に復活させています。(改修監修:竹原義二)
  奥行き18間を貫いている巨大な桁。
かなりの存在感です。
  庇には全て、「ほお杖」が付けられております。

2014/05/11

猪苗代原野開拓 2014.05.04-06

磐梯山の南側,猪苗代原野の開拓レポート  2014.05 版

 

今年で15年目のGW開拓村キャンプです。
5/4は晴天、5/5は曇天、5/6は晴れ時々曇りといったお天気でしたが、いい林になってきた開拓村で、実に気持ちのよいキャンプを楽しんでまいりました。

今回は、私の幼なじみの小林義男氏と息子さん(小6)が初参加。
いつものメンバーとともに、炊事場を移動したり階段を補修するなどいろんな作業も進められましたが、何より、村のゆったりとした時間を過ごせたのが良かった!(開拓も15年目にもなり、仕事量が減ってきたお陰)

 

そのレポートをご覧ください。
         さらに詳しいレポートは、岩下さんのサイトをご覧ください。 

2014.05.04
私は朝8時に現地到着。前日からキャンプインしていた3名(岩下、渡辺、岩田)と合流。開拓村前から猪苗代湖を見る。
 今年の磐梯山は少し雪が多め。
  開拓村下の町営牧場桜並木のさくらは満開。さくら越しの磐梯山がすばらしい!
  村の木々はやっと新芽が吹出した感じ。唐松の新緑がきれい。
  敷地内のクマザザも刈り終わり、実にいい感じの林になりました。
そんでもって、広がった開拓村ではそれぞれのテントの間隔も遠めに。
  今年から、炊事場を川の西側の広々した場所に移動。 キャンプファイヤーの場所とも近くなって、火の管理もしやすくなりました。
それから、川の食器洗い場も枕木を使って改良。小林さん、ご苦労様でした。(写真なし)
  去年までの炊事場は全て撤去。これからここがカフェエリアになればいいなーと思っております。
  敷地西側奥に、新たな焼却場も設けました。
  炭焼き窯内部と煙突を補修して、今年の炭焼きは快調!
岩下さんのお陰です。
  そして焼き上がり。今年は質・量共に充実です。
  そして、今年の炭焼きのメインは、スーパーで買った魚介の串焼き。味噌焼きおにぎりも旨かった!
  これは、敷地の一番奥(西側)にあるホウノキ。実に立派で美しい。
  川の様子も例年通り。やや水量が多め。水際のリュウキンカもきれいでした。
  カタクリ群生域はどんどん広がっております。
  実に可憐。
  今年初参加の小林親子。
育磨君もいろいろ頑張ってくれました。今回の参加者は、
3-5が、渡辺・岩田
3-6が、岩下
4-5が、上記小林親子
4-6が、今浪・井上・更田
の延8名でした。皆さん、お疲れさまでした。また秋に楽しみましょう!
 YouTube Preview Image 最後に村のせせらぎで癒されてください。

2013/11/17

猪苗代原野開拓 2013.11.16

磐梯山の南側,猪苗代原野の開拓レポート  2013.11 版

 

今年の秋キャンプは、私の都合でスケジュールが遅くなり、11/16-17を予定しておりましたが、先週の急激な冷込みで中止することにいたしました。
ところが、11/16は実にすばらしいお天気で気温も平年並みに上昇したので、急遽、少しでも草刈りをすべく私だけ開拓村に行ってまいりました。
紅葉はほぼ終わってましたが、1時間ほど草刈りで汗を流し、その後は新そばと押立温泉を堪能してまいりました。

少ないながらもそのレポートをアップします。

11/16  14:00に現地到着。
磐梯山が青空に映えてます。雪は中腹に少しありました。
葉っぱはパリパリになって散る寸前。
秋の猪苗代湖も美しい!
紅葉は、唐松の葉っぱが一番きれいでしたね。
やはり、来るのがちょっと遅かった。
川の東側
それほどクマザサは目立っていない。
川を渡って西側を見る。
こっちも去年ほどクマザサが茂っていない。
年に2回の草刈りの成果でしょうか?
中央から東側を見る。
炭焼き窯の落ち葉に埋もれる。
橋も苔むしていい感じ。
ということは、そろそろ限界なのかも。
川の周りもあまりクマザサは伸びてない。
水量は少なめ。
夕映えの磐梯山と開拓村(正面)。
安達太良の山並みにきれいなお月様。これぞ日本の秋ですな・・ 

ということで、また来年の5月に。


2013/05/15

猪苗代原野開拓 2013.05.03-05

磐梯山の南側,猪苗代原野の開拓レポート  2013.05 版

 

例年通りのGWの開拓村キャンプです。
今年は、初日の昼以外3日間ともお天気に恵まれ、また過去最大の12名の皆さんにご参加いただき、実に充実したそして実に楽しいキャンプでありました。

それに、何と言っても、去年の秋に草刈りをしたお陰で切開いたエリアにはクマザサが生えておらず、さらに大きく開拓することができたことが大きかった・・
境界杭も発見できたこともあり、敷地のほぼ全体を切開いたことになったのでした。

加えて、岩岡先生が約5年ぶりにキャンプに参加!
研究室の5人を引き連れて、イソバンド(ガルバリウム鋼板の間に断熱材が挟み込まれた軽量サンドイッチパネル)を用いた小屋を設営。
思い通りにいかなかったことも多かったようですが、今回の経験を活かして進化させてほしいものです。

 

そんな今年のレポートをお楽しみください。・・充実のキャンプでしたのでちょっと長目。

0503
15:00に私が到着した時の猪苗代湖の風景。
それまで雨を降らせていた雲が抜けて、いい感じの西日が湖面を照らしておりました。
  今年は、岩岡研小屋設営隊の車も来てくれたので、敷地内にも駐車してもらいました。将来ともそこは駐車場になることを想定して。
  さー、初日のバーベキュー。
折田さんが差し入れてくれたカマスの干物が、言うまでもなく旨かった!
  すっかり暗くなりましたが、岩岡研の小屋設営も何とか終わり、晩餐に合流。
学生の皆さんもお疲れさまでした。でも、このときは翌朝の地獄をまだ知らない・・
  0504
くっきりと朝日に映える磐梯山。
こんなに雪が多いのは開拓村に来てから始めて。
さて、おわかりの通り、明け方の地獄とは、放射冷却によりエラク冷え込んだこと。
いや〜ホント寒かった・・小屋の皆さんはどれだけのことか・・
   今年の開拓村の春はホント遅い。
ようやく村の前のヤマザクラが開花しました。
  当然のことながら、村の木々も全く芽吹いておりません。
天ぷらを期待していた山菜たちもまだまだ・・
  なんと! こんなに大きな松の枝が折れてしました。
今年の雪と強風のせいでしょうね・・
でもこれをどうするか・・渡邊君の出番です。
しかし、なんともすばらしい造形!
透け具合もgood!
  こんなに大きな枝です。左のナラの木に引っ掛かっているのも問題・・
とりあえず、付け根から切り落とすことに。
  渡邊君が手ノコで切り落としてくれました。・・さすがプロ!
そして、とりあえずベンチに・・
一見、ワニの口のよう・・
  岩下さんは早朝から薪割りをして、朝から早速炭焼き開始。
岩岡先生もお手伝い・・
それにしても岩岡先生山、山のオジサン的雰囲気を実にすばらしく演じておられました。
田中邦衛もマッサオ ・・
  そして、翌日の窯開き!
手前の窯の薪は断面が大きかったせいで残念ながら未完の状態・・
このまま、次回再度焼くとのことです。
焼き具合の判断は岩下さんでも難しいのです・・
  私もカルサー(草刈り機)でいざ開拓へと思いきや・・刃を固定する受け金具がなぜかなくなっており、しょうがなくカルサーを追加導入することに・・
まー、しょうがない・・
でも、その部品を注文しておいたところ、後日お店から入荷したとの連絡がありました。
次回からは、カルサー2台・・さらなる効率が図れます。
  そんなこんなであたふたしているうちに気温が上がり、一斉にカタクリが咲き出しました。
去年秋の草刈りのお陰で、カタクリは画期的にエリア拡大!
ますます、「カタクリ園」構想がふくらみます。
  いつ見ても、この流線型の花びらが可憐ですなー。そんなことをいいながら、たくさん咲いたことをいいことに、これを天ぷらにして食べてみました。
味は花、歯ごたえは茎、葉っぱはイマイチでした。
やはり、おひたしの方がいいかも・・
  そして、いつしかランチタイム。
メニューは折田さんお得意のダッチオーブンピザ!
もちろん生地からこだわってます。
  アツアツをみんなでいただきました。
今や開拓村のランチメニューの定番です。
  そしてこれも定番ダッチオーブンブレッド!
完璧のはずが ・・
焼きを任された渡邊君、やっちまったか・・
  ほぼあきらめていたところ、中を見ると実にふっくら・・
おこげを落として食べてみると、実に美味!
これもダッチオーブンの実力か・・
ちなみに、おこげを落としたのは、初参加渡邊妻のハルちゃんでした。
  ダッチオーブンの実力と言えば、こんな料理でしょう・・
これも定番化してきたパエーリャ!
蓋を開けた瞬間、湯気の香りがタマランです。
  今日の作業も終わり、温泉に入って、お楽しみの晩餐会。
今晩は、網焼きに始まりすばらしいメニューが次々と・・
折田さん、今浪さん、ハルちゃん、3人の参加女子のお陰であります。
  さらにキャンプと言えばこれがなければ・・
今年はお天気に恵まれたこともあり、久しぶりに期待がふくらみます。
  そして来ました、
キャンプファイヤ〜!
晩餐の第2会場はココ。
おいしい料理に美しい炎・・
安いワインも美味しく感じます。
久しぶりに開拓村の夜を満喫しました。
  0505
前日に比べると冷え込みも和らいでぐっすり眠れ、実に清々しい朝を迎えることができました。
今さらながら、ホント寒さ対策の重要性を実感。
  村のシンボルツリー「ムシカリ」もようやく開花!
  当然ながら新品のカルサー2号(実は3台目)も快調!
開拓もバンバン進みます。
  そうしたところ、切株と思いきや杭を発見!
岩下さんにも見てもらって、この敷地の境界杭であることを確認しました。
村に分け入ってから苦節13年、やっとここまで来たのであります!
これまで開いてきたエリアは、ちょっと広めながら、だいたい合致しておりました。
お椀型のカエデの周りも実に広々。
この木の周りでも何かできそう・・
  いつも同じ場所に張っている私の黄色いテントも遠くに見えます。
この立ち位置が、だいたい敷地の西のエンド・・ということです。
  そして、頑張ってくれました岩岡研の小屋造り。初日の設営の様子。
0503.15:00ごろ
  0503.17:00ごろ
計画では切妻になる予定が、これでいいだろう・・ということで徐々に完成に近づく。
  完成後の小屋。
フラットの軒の出とスケールが実にいい感じ。
手前の木とも相まって、いい絵になってます!
  0504.8:00ごろ
朝日を受けて輝いています。
渡邊君によると、早朝外壁はキンキンに冷えていたとのこと・・
でもイソバンドですから、気密さえしっかりしていればそこそこ快適なはず。
次回の進化を期待します。
  岩岡研究室の皆さんは午前中に帰りましたので、今回、最後の記念撮影はこのメンバー。左から
岩下さん:今回もキャンプのエネルギー提供などホントありがとうございました。
今浪さん:開拓村初のカフェの運営ありがとうございました。
折田さん:毎度ダッチオーブンの多彩なメニュー、ありがとうございました。
ハルちゃん:冷たい水での食器洗い、ありがとうございました。
渡邊君:若い男手を担ってくれてありがとうございました。
  毎回こんなにお天気に恵まれるとは限りませんが、皆さん、これからも是非開拓村を楽しんでください。 

その後の渋滞も含め、お疲れさまでした。

YouTube Preview Image 最後に開拓村のせせらぎで癒されてください。
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2012/11/06

猪苗代原野開拓 2012.11.02-04

磐梯山の南側,猪苗代原野の開拓レポート  2012.11版

 

今年2回目の原野開拓キャンプを決行しました。
今回も初日・二日目と雨にたたられましたが、三日目はすばらしい天気に恵まれ、秋の開拓村を満喫することができました。

作業の方も、春に拓いた範囲+αの下草を刈ることができましたし、春は雨のためできなかった炭も何とか焼けて、当初の目的は達成することができました。

ということで来年の春が楽しみです。
期待しましょう。

 

到着後の開拓村の様子。
初めて見る開拓村の紅葉に感激!
9/5に来たときに比べるとクマザサの勢いは減退しているとはいえ、一面下草に覆われている。
下草も紅葉していてきれいではあるが、でも刈るものは刈らねば・・
せせらぎの様子。
春に比べると全然水量は少ない。かえでの黄色が何とも品のある美しさ。
川幅も春に比べると狭い。
二日目(11/3)の朝、猪苗代湖の様子。
時より青空が見えるが、どんより厚い雲が押寄せる。
10時頃、一瞬晴れたときに見えた磐梯山。
木々に付いた霧氷が実に美しい!
こんな景色を見たのも初めて。
これは晩のメニューの一つ。
折田さんが生地から作ったPizza!
3種類焼いてくれて、それぞれ猪苗代ビールでさらにうまし。
晩のメニューの二つ目。
岩下さんが奥多摩で釣ったニジマスの薫製!
魚の脂と薫製の香りが織りなす絶妙な味。
三日目(11/4)朝の猪苗代湖の様子。
朝靄による幻想的な風景。
いつものかまど&調理場の様子。
やっと光が射してきた。
草刈りが終了した村の様子。
見通しが良くなったね〜。
現時点で一番西の奥まで拓いたところ。
このお椀状の木はカエデでした。
この木の紅葉も見たかった・・
西奥から東側を見た様子。
下草もなくなって、いい林になってきたなーという実感が・・
青空に映える村の木々。
緑から黄色、そしてオレンジに・・そのグラデーションが何とも。
そして、岩下さんと岩田さんが一生懸命焼いてくれた今回の炭。
曇り時々雨といった天気の中、ここまでの成果はすばらしい!
最後に押立温泉に入って、昭和の森に立ち寄る。
秋にここからの風景を見るのも初めて。
猪苗代湖がきれい! 澄んだ空気が気持ちいい!
安達太良の山々も青空にきれいに映えている。
今回参加してくれたのは、ここに映っている、岩下さん(中央)、岩田さん(右)、外崎さん(左)と、二日目の夜まで参加してくれた、折田さん(写真がなくてごめん)でした。皆さん、お疲れさま。お世話になりました。
 岩下さんの詳しいレポートもご参照ください。

2012/09/06

猪苗代原野視察 2012.09.05

夏休みついでに、毎年開拓している猪苗代の原野敷地を見てまいりました。
今年のGWに開拓してきたのですが、この猛暑の夏でどんな状態になっているのか・・
今回もまたお邪魔させていただいた、本宮の石川さんとお母様にもご同行いただき、不安ながらも実に楽しみに見てまいりました。

まずは、敷地前の町営牧場越しに見る猪苗代湖と山々
牧場はススキがぼーぼーでした。これから刈り取るのか、それとも原発の影響でそのままなのか・・今年の春は刈り取られていたので、問題ないと思われます。
いつもの炊事と食事の場所
アプローチはすっかり草に覆われています。
橋手前のホウノキ
木漏れ日がきれいです。右の枯れたサクラは早く伐らなきゃならんです。
  炊事場から南を見る
クマザサも多いのですが、その他の植生も豊富。
  橋を渡って南西を見る
草を刈った人間にとっては、かなりショックな現実。
そうは言っても、刈らないよりはまし。そこそこサンダルでも歩けましたので・・
  いつもテントを張っているあたり
実にいい原っぱといったところ。
林の外はピーカンなんですよ。
  炭焼き窯周辺
窯周辺は草が生えていません。
  キャンプファイヤーの場所から西側を見る
空気がもうちょっと乾いていれば快適な林なんですが・・
それにしても、実に美しい木漏れ日の空間です。
  橋から川を見る
春に比べると水量は少なめ。
前の日に結構雨が降ったはずですが・・
  川の様子
水量が少ない上に草で覆われて、水面があまり見えません。
でも、水の音が実に涼しげ・・

2012/05/10

猪苗代原野開拓 2012.05.02-04

磐梯山の南側,猪苗代原野の開拓レポート  2012

 

昨年2011は、福島第1原発事故の影響を懸念して開拓キャンプを自粛したため、2年ぶりの開拓村の様子です。
しかし期間中は連日雨・・・晴れ間が出たのが最終日のほんの数分でした。
撮影する気持ちになれなかった上に、私のテントが漏水したためにデジカメが溺死して、レポートに使える写真がSDカードに残っていたほんの数枚・・
岩下さんのレポートの写真をお借りして、今回のレポートを何とかまとめました。

 

また今年は、炭焼き・発電といったこともできず、私は2年前の開拓状態に復帰すべく、たすら草刈りをしてまいりました。ただ、参加いただいた皆さんのお陰で、おいしいお料理を堪能できたのが救いでした。

そんなテンションの低い今年のキャンプのレポートですがご覧ください・・あしからず。

 

これまでの活動 2006,2007,2008,2009,2010

 

今年忘れてはいけないのが、開拓村の放射線による汚染状況。
岩下さんに50箇所以上のポイントで測定していただきました。
それによりますと、
腰高(地上1m程度)測定で、最大値0.45μSv/h、最小値0.22μSv/h。平均0.3μSv/h強 とのこと。
(詳しくは岩下さんのレポート参照)

今後の活動に何らの問題がないことがわかりました。
捉え方は人それぞれだと思いますが、ひとまずご安心を。

 

開拓村に向かうアプローチ
町営牧場沿いのソメイヨシノは満開ですが、磐梯山は雲に覆われ全く臨めません。
★小写真は全て岩下泰三さん撮影
 開拓村前から見る猪苗代湖
水面と空の色が同じ・・どんより
  5/2キャンプ初日、到着直後の敷地内南側の様子
正面奥の木には、渡邊君が過去にツリーフロアを作ってくれましたが、そこにいくルートさえもクマザサに覆われてしまった。
設営から3年経って、ツリーフロアもほぼ全壊。
  5/2キャンプ初日、到着直後の敷地内南西側の様子
2年前のキャンプ終了時には、左側エリアのクマザサはほぼ刈り終わっていたのだが・・
  開拓村のせせらぎの様子
今年は雪解け水が豊富で、川の水量はまずまず。
しかし、草刈りを優先するため「タツオ君」(水力発電機)の出動はナシ。
  炊事場とダイニングスペースの様子
岩下さん、折田さんのタープのお陰で、濡れずにすみました。
それなりに優雅な感じ出してます。
  開拓村のシンボルツリー、ムシカリの花
今年も可憐に咲いていました。
   コゴミも例年通り
  タラノメ!
今後どんどん増えて、群生することを期待。
今年の参加者は、
岩下さん、折田さん、渡邊君と私の4名
皆さんのお陰で、キャンプの食事は今年も充実でした。
まずは、いつもの地ビール「猪苗代ビール」で乾杯!
  ダッチオーブンで焼いたPizza
クリスピーな生地がうまい!
また、一つ開拓村の名物ができました。
私はひたすら草刈り・・
2年前の状態+αとすべくがんばりました。
新規開拓部分に入ると、開拓者魂に火がつきます。拓いたるどー! 

ということで、今年のレポートはここまで。

撤収時もかなりの雨が降ってきてバタバタ・・記念写真も撮らず、慌ただしく解散しました。今年は稲穂が輝く時期に、是非もう一度行きましょう!


2010/05/10

猪苗代原野開拓 2010.04.30-05.04 

磐梯山の南側,猪苗代原野の開拓レポート  2010
2000年に開始して、10年目の開拓村の様子です。




4月の天候不順の影響で、今年の開拓村にはほとんど花がありません。新緑もこれからボチボチといったところ。


メンバーも4名(3日目からは3人)ということで、何とも寂しい入村となりましたが、入村10周年ということもあり、このすばらしい風景と空気のもと、参加メンバーはそれぞれにガンバッてまいりました。


天候の方は、4/30-5/1は曇りでかなり冷え込みましたが、5/1の午後からようやく晴れて、5/3にはいきなり夏日!

これも、開拓村ならではの天候といったところでしょう。


5/1午後の開拓村前。

敷地南側の町営牧場道路脇には、まだ雪が残っております。

ソメイヨシノのつぼみもまだ開かない。

リュウキンカは、せせらぎ横で出迎えてくれました。

実にけなげ。

開拓村のシンボルフラワー「ムシカリ」は、最終日にちょっとだけ咲き始めました。

山桜はもう少し・・

今年は、雪解け水が豊富で川の流れもそこそこ。 そこで、充電に向けて「タツオ君2号」出動!
快調に回っております。

発電状況・セッティングともに問題なし。

でも結果は残念! やはり充電できず。

回転スピードがイマイチなのと、回転が一定しないことが原因だと思われます。

今年もダメとなると、まだまだ水力発電の道のりは遠い。

次に、炭焼きの薪を作るべく、岩下さんの「足踏み式薪割り機」登場!

セッティングや慣れるのに時間を要しつつも、十分に効果を発揮してくれました。

パキッと割れる瞬間は、なかなかの快感!



写真:岩下泰三

今年の炭焼きは、去年同様ドラム缶1号・2号窯で作ります。

去年以上の成果を目指して、岩下さんの指導のもと花田君にも頑張っていただきました。

ところで、去年作った炭は、今年多いに役立ったことは言うまでもありません。
順調に続けば、炭の供給は問題なし!

薪割りした太い薪を上に、細くて固い薪を下にセットして、丸1日微妙な調整のもと焼き上げます。

結果は上々!

岩下さんは、また新たに焼きのコツをつかんだとのこと。


写真:岩下泰三

そして今年は、ランクA(左)とランクB(右)とその他といった具合に出来上がりました。

これは、火起こしの段階によって使い分けできますし、来年、この炭でのバーベキューが楽しみ。

今年は、「カルサー」も問題なく稼働して、開拓も西に20mほど進むことができました。

そこで、お椀型にのびた面白い桜の木を発見!

この木の周りは、樹形に合わせて丸くクマザサも生えていません。

いつか、この木の下でお花見をしたいものです。

開拓村の名物と言えば、やはりカタクリの花。


3日になって、一斉に咲き出しました。

やはり、これが名物ですな・・


奥の花は、カルサーで伐っちゃいました。申し訳ない・・

忘れちゃいけない、開拓村のディナーメニュー。

初日は、折田さんの水餃子。

皮は折田さんが粉から作ってくれました。

ウマい上に、寒かったので、あったまりました。

二日目は、花田君+折田さんの野菜と手羽の蒸し焼き。

下に敷いてあるキャベツがまた旨い!

ダッチオーブンならではの逸品。

三日目は、花田君のビーフシチュー。
これも火の通りがバッチリ!

折田さんが焼いてくれたパンといっしょに食べながら、ついついワインが進んでしまいました。

折田さんのパンも、岩下さんのクンタマも職人並みの出来栄え!


写真(左):花田茂  写真(右):岩下泰三

山菜+ニンジン+ネギで、野菜のかき揚げに挑戦。

炭火の火加減調整に難があり、私の天ぷらは失敗でした・・


写真:花田茂

これは料理の番外編、ニンジンの炭火焼アート。

実に美しい!

メンバーみんな、「これはアートだ」と共感。

一昨年から渡邉君が作ってくれたツリーフロアー下階。

雪が多かったせいもあり、崩壊の危機です。

まー、いたしかたない・・

去年作ったツリーフロアー上階。

ここには上っていないので、確認できませんでしたが、下階よりは状態がいいようです。

これも、去年渡邉君が作った現地木彫。

角が丸くなりつつも、にらみを利かせています。

3日の朝、去年と同じ「大倉川」へ釣りに行きました。
そして、私はルアーに初挑戦!

ようやく慣れてきたところで糸が切れ、自力での復旧も実らず断念・・

ルアーを2コ紛失。シロウトを連れて行くと大変ですね、経験者は。

岩下さん、ホント申し訳ない。

でも、川もきれいだし風がさわやかで気持ち良かったナ~。
まー、結局それだけですが・・

これは、いつもの焚き火と炊事エリア。

食事は、やはりここが落ち着きます。

これも、開拓の歴史かな~。

そしてこれは、今年試みた「クマザサフェンス」。

トイレの囲いなど、いろいろ利用できそうです。

ちょっと、手間がかかりますが・・

ツリーフロアーのある開拓村シンボルツリー。

シルエットがきれいだし、いつ見てもいい木です。

今年は参加人数に恵まれず、イマイチのキャンプかと思いきや、以外と成果があげられました。

岩下さん、花田君、折田さんのお陰であります。

写真にはありませんでしたが、生そばを茹でて食べたのも今年からの新たな楽しみとなりそうです。

しかし、気温上昇とともに発生するブヨにはかなり悩まされましたね~。蚊取り線香が全く効かんとは・・
来年は何とかせねば・・

ともかく、お疲れさまでした。
来年も楽しく頑張りましょう!


開拓村村長:更田邦彦

 

さらに詳しいレポートは岩下泰三さんのサイトをご覧ください。

 



2009/05/10

猪苗代原野開拓 2009.05.01-05

磐梯山の南側,猪苗代原野の開拓レポート  2009
2000年に開始して、9年目の開拓村の様子です。



町営牧場から磐梯山を見る。


写真:杉本貴司/2005

今年は,ETC搭載車の高速料金がどこまで行っても1000円という政策による激しい渋滞を懸念して,1日から入村開始!4日には,これまで最大の12名(うち,女子3名)が入村し,期間も人数も大変充実したキャンプとなりました。
お天気は,前半が晴れ,後半が曇りでまずまず。 ギリギリ満開の山桜が出迎えてくれました。

1年ぶり,猪苗代湖の清々しい風景。

いうまでもなく 空気がうまい!

開拓村の林を見上げるとこんな感じ。
新芽が出始めた,といったところです。


写真:花田茂

川にせり出して咲いているムシカリの花。着実に大きくなっています。
開拓村のシンボルフラワーとしましょうか?

ところで,今年は去年以上に川の水量が少ないため,タツオ君(水車発電機)の出番なし。

磐梯山の雪もほとんど残っていませんでしたし,雪解けの時期がどんどん早まっているような・・

今年も,去年山菜を摘みにきていた同じご婦人から,コシアブラをいただき・・

去年同様さっそく天ぷらに・・

これを猪苗代ビール(地ビール)と一緒にいただきます。

今後とも,開拓村でのサイコーな瞬間!となるでしょう。

今年も炭焼きは大事な仕事。


ドラム缶の炭焼き窯も1台追加し,炭焼き倍増!

岩下さん指導のもと,今年も順調にいきました。

新設の2号窯には,目の詰まった太い薪を入れて,細めの薪を入れた1号窯と焼き具合を比較。


写真:岩下泰三

1号窯の焼き上がり。完璧です。

火入れから窯出しまで,丸1日

そして,2号窯の焼き上がり。 ほぼ完璧。

火入れから窯出しまで,約1日半 。

これで,来年こそは買わずにすみます。

今年も可憐な,リュウキンカ。
ギリギリ、カタクリの花も咲いていました。
そしてクロモジの花。 この木は,楊枝の材料とか。

今年は,ダッチオーブンが3台!


森シェフ他,多くのメンバーが料理に挑戦してくれたお陰で,実に充実したメニューとなりました。

第1弾は,パエーリャ。

第2弾,カボチャグラタン。
第3弾は,チキンの丸焼きと付け合わせ。

そして,パン3連発!

最終日は,サフランライスもダッチオーブンで炊いて,カレーもいただきました。

ホント,すばらしい! ごちそうさまでした。

それから,今浪さん(左女子)による,開拓村初スイーツの草餅!


町営牧場に生えているヨモギで作りました。


写真:岩下泰三

忘れちゃいけない,折田さん(女子)と鈴木君の薫製各種。


鈴木君の吊り下げ用のポールは,現地の木材を使った方がgoodじゃない?


写真:岩下泰三

新導入のハンモック。
折田さんが持ってきてくれました。


写真:花田茂


今年はなんと,ゲスト登場!
「いなわしろ民話の会会長」の鈴木清孝さん。

昼間作業中に現れて,夕方6時頃,ハッピ姿で再度お越しくださいました。


焚火前の即席ステージでのショータイム。


写真:花田茂

地元の民話を含む4話の「かたり」を聞かせてくれました。

テレビもラジオもない開拓村では,貴重な娯楽であります。


写真:花田茂

今年も4名が釣りに行ったのですが・・

場所は,大倉川とか。

まー,自然を楽しんでいただければOKでしょう。


写真:花田茂

そして,今年も渡辺君が頑張ったツリーハウス(ツリーフロアー)!


去年の床やはしごを改修・改良して,2階床も増設。

やっぱ,2階が効いてるね。

来年がまた楽しみです。

 

それにしても,いい木だなー

今年は刈ルサー(草刈り機)が稼働せず,新規開拓ができずに残念でしたが,炭焼き・食事の充実の面では,これまで以上の成果が得られました。

人数も多かったし,午後の時間がゆっくりできて,皆さんも十分に楽しむことができたと思います。

それから,岩下さんには今年もお世話になりました。
そして,参加してくださった皆さんに感謝です。

ということで,来年も楽しくやりましょう!

早めに来た方が,何かとお得ですよ・・

 

さらに詳しいレポートは岩下泰三さんのサイトをご覧ください。


2008/05/10

猪苗代原野開拓 2008.05.03-06

磐梯山の南側,猪苗代原野の開拓レポート  2008
2000年に開始して、8年目の開拓村の様子です。

町営の牧場から磐梯山を見る。


写真:杉本貴司/2005

開拓村から町営牧場越に猪苗代湖を見る。

最終日の夜に強烈な雨が降りましたが,今年もキャンプ期間中はそこそこ晴天に恵まれました。参加者は最大で8名。そのうち,始めての女子1名が参加しました。

散り際の山桜と新緑が出迎えてくれました。

到着早々,開拓村周辺で山菜採りをしているご夫婦から,「コシアブラ」と「タラノメ」をいただき・・

初日の夕食には,早速天ぷらにしていただきました。実にうまし!

草木君,天ぷら職人を目指して腕をあげてくれ・・

二日目から早速,水力発電器「タツオ君2号」が始動。

今年は雪が多かったので,その雪解け水の水量に期待しておりましたが, すっかり雪解け水は解けて流れ落ち,去年と同様イマイチの水量・・回転もイマイチ。

三日目に「タツオ君1号」もつないで,強化したのですが・・
結局,今年もほとんど充電できずじまいでした。
見てるだけで,癒されはするのですがね~

来年は,敷地外の 設置場所も探索します。

今年初登場の飲料水用のろ過器。
川の水をろ過して飲み水に使いました。
水質チェックをしないと何とも言えませんが,腹痛を起こすようなことはありませんでしたね・・

でも,最後にちょっとだけ,ザラッとした感が口の中に残ります。


ろ過層は上から、
クマザザ(現地調達)

小砂利(サクラから煮沸消毒して持込み)
キッチンペーパー
炭 (サクラから煮沸消毒して持込み)
砂(森さん持込みの専用砂)
キッチンペーパー
脱脂綿
ガーゼ

2リッターの水が溜るのに,約20分くらいかかります。 オーバーフローした水が,ろ過した水と混ざらないように現地で工夫しましたが,もう少しこの点の改良が必要。

初参加女子の岩田さん,ダッチオーブンによるパン焼きに初挑戦したものの・・

今年初参加の渡辺君が,どんどん木に床を作っていきます。
さすがプロ!


同じく初参加の草木君も手伝って,ほぼ1日で床とはしごが完成。

木の上からの視界はこんな感じ。


湖独り占めですわ。

キャンプファイヤーで作ったカボチャの肉詰め。


ホクホクです。

今年もきれいに咲いてます,リュウキンカ!でも,カタクリの花は終わってました。


写真:岩下泰三

水苔も美しい!


写真:岩下泰三

今回,念願の釣りに初挑戦。

参加者は,岩下,森,草木。どこに釣りに行ったのか? 釣果はご想像におまかせします。


でも,気持ちよさそう・・


写真:草木

今年の炭焼きはまた進化しました。

岩下さん作成のドラム缶窯でチャレンジ!炭質の向上と焼き時間の短縮を目指します。


写真:岩下泰三

このように密に薪をセットし,


写真:岩下泰三

煙突から出る煙の色を見ながら,約9時間ほど窯焚きしてから焚き口を閉じ、


写真:岩下泰三

翌日,窯を開けるとこの状態。

実に効率よく,いい炭ができました。

徹夜で火の番をしないで済んだのはすばらしい!


写真:岩下泰三

前の晩の激しい雨の上がった最終日。
新緑萌える開拓村です。


写真:近藤

簡易ツリーハウスで記念撮影。


新たな拠点が開拓村にできました。来年はどうなっているのか・・


写真:近藤

遠くから見ると,バードネストやね。


写真:岩下泰三

いやー,今年もお陰さまでいい開拓キャンプとなりました。


岩下さんの電動工具やドラム缶釜など,新たな設備導入に感謝です。

参加してくださった皆さんに感謝です。

来年も楽しくやりましょう!

さらに詳しいレポートは岩下泰三さんのサイトをご覧ください。

2007/05/10

猪苗代原野開拓 2007.05.02-05

磐梯山の南側,猪苗代原野の開拓レポート  2007
2000年に開始して、7年目の開拓村の様子です。

町営牧場から磐梯山を見る。


写真:杉本貴司/2005

早朝の磐梯山
今年もキャンプ期間中天候に恵まれました。参加者も過去最大の9名。

山桜が満開の開拓村でした。

 

 

 


開拓村東側の通りからみた猪苗代湖。

写真:花田茂

敷地内の小川。
今年は雪が少なかったので水量も少ない。

写真:花田茂

東側から西方向を見た敷地内の林。今年の芽吹きは遅い。
奥に見える去年の発電機(タツオ君1号)に加えて,今年はもう1台(タツオ君2号)設置。しっかり働いてほしい・・
見たところ軽快に回ってます。
こっちは去年のタツオ君1号。

 

 

 

リム径は20インチ で羽の数が16枚。
ダイナモは6V/3Wタイプ。

しかしながら ,水量が少ないために去年に比べると回転が遅い。

そしてこちらが今年のタツオ君2号。
リム径は18インチで羽の数は12枚です。
ダイナモは6V/2.4Wタイプ。去年は,ホイール+ハブダイナモのセットのものを購入したのですが,今年はハブダイナモをネットオークションでゲットし(本体2,200+振込手終了 ¥108+送料 ¥640=¥2,948),リムとスポークを購入して藤田君が組むといった手作りの力作。去年の約半額(¥8,000)でできました。
しかし期待むなしく,こちらも回転数が上がらず約3Vの発電にとどまり,充電池への充電には至らずじまい。残念な結果に終わりました。
ということは,温暖化が進むと(降雪量が減ると)この発電システムも無駄になるというわけですな・・でも,いい絵にはなってます。 見ているとなぜか癒される。
初参加,藤田工務店による階段の補修工事。

 

 

 

さすがいいでき。

今年も岩下さんの指導のもと炭づくり開始。

 

 

 

薪の太さや種類も検討済み。

炭焼き班は,久しぶりの参加の田島君,2回目参加の井上君,初参加の小林君(炭焼き経験者),外崎君と岩下さん。
作業はいたって順調。


写真:花田茂

そして窯開き。

 

 

 

前の晩は,皆さん夜12時過ぎまでがんばりました。

お陰で去年よりもまた一段と進化した,ほぼ完璧な炭ができました。
来年は,購入する炭の料を半分に減らせます。

今年もいい花咲かせています、リュウキンカ。
カタクリは順調に増えています。摘みにきてる人もいました。
新発見!
イワナ?ヤマメ?の稚魚。
けなげに泳いでます。

新挑戦,花田君作カタクリのおひたし。
意外とイケます。 カタクリの根とリュウキンカも入ってる。

それに,クマザサを煮出したお茶も旨かった。

写真:花田茂

今年も大活躍のダッチオーブン。
岩下レシピでレパートリーも増えました。

この中身はカボチャのグラタン,当然のごとく旨い。

やはりキャップにはキャンプファイヤーがなくては・・
夜も8時を過ぎるとビシビシ冷え込んできますが,火の周りいれば遠赤効果で掘りごたつの感じ・・頭寒足熱です。
チビチビ飲む酒も旨し。

来年もこの場所が広場となります。


さらに詳しいレポートは岩下泰三さんのサイトをご覧ください。

2006/05/10

猪苗代原野開拓 2006.05.02-05

磐梯山の南側,猪苗代原野の開拓レポート  2006
2000年に開始して、6年目の開拓村の様子です。


町営牧場から磐梯山を見る。
開拓村は磐梯山南斜面のふもとです。


写真:杉本貴司

今年は,水力発電にも挑戦!

自転車のハブダイナモ付きホイールにアルミアングルの羽をつけて水車とする。 
(組み立て完了時の写真/060428)
敷地内の小川に水車を設置。
実に軽快! 実に絵になる!

といいながら,回転スピードがイマイチ。

羽の数が多いのか? 来年の課題です。

岩下さんによる発電チェック。
4.5~6.0Vの電圧が出ている。
今年もきれいに咲いています。
カタクリはどんどん増えてます。
山桜がちょうど開きました。(060503)
夕暮れの磐梯山。(060505)

今年ももちろん炭焼きに挑戦!
去年の教訓をいかして,岩下さんの指導のもと成功を目指す。岩岡先生も積極的。


写真:花田茂

薪を並べたら鉄板をのせ,その上に土をかけて焚きつける。


写真:花田茂

煙突からのぼる煙の色をみながらどんどん燃やす
煙が青色から無色になったら焚き口を閉じる。


写真:花田茂

細い薪はうまくいきましたが,太い薪はもうちょっと・・

釜開きのタイミングにも課題が残ったようです 
とはいうものの,去年に比べればはるかにいい出来映。
来年のBBQはこれで焼きます!

今年も焼きました,お手製のパン。
ダッチオーブンはすばらしい !


写真:花田茂

川の水でキュッと冷やしたおソバ!
サイコー
だれもお腹こわさなかった?
これは番外編
敷地内の木が無断で伐採され積まれてました。
人んちの木を勝手に伐るとは何事か! 許せない!
おっと,これも番外編
水車の羽にタツオ君の顔をつけてアニメーションを試みましたが・・
さらに詳しいレポートは岩下泰三さんのサイトをご覧ください。

注:このサイトは故更田邦彦氏のサイトの記録を保存したものです。著作権等にご配慮のほど、よろしくお願いします。